和裁について、製作の西陣織のインテリアミニ着物について書きます。

きものたがそで

和裁士のブログです。オリジナル作品やミニ着物Tagasodeについて。

浴衣の後ろ姿を美しく。☆広瀬すずのCMみたいに浴衣の衿に衿芯を入れる方法☆和裁の知識


一平ちゃん夜店の焼そばCM 「あ~ん 篇」 15秒 / 広瀬すず

 

最近は夏になると浴衣のCMがあたりまえ☆

広瀬すずちゃんカワイイ。

 

ってことで、このCMみて思いました。

浴衣の後ろ姿って、素敵ですよね☆

でも、このCMのように浴衣を着るには、

衿芯を入れなければなりません。

ただ、通常の浴衣には衿芯を入れる構造にはなっていないので、

どのようにして入れるのかをご紹介☆☆

 

ある箇所の糸をほどくだけなので、誰でもできます☆☆

 

 

衿芯を入れないで浴衣を着た例

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上の写真は衿芯を入れないで着た浴衣です。

もちろんこの着方が通常なのでこれでOKなのですが、

着姿にこだわると、この衿の曲線を美しくすることができます。

衿芯をいれると↓の写真のようになります☆

 

衿芯を入れて浴衣を着た例

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このように、衿に美しい曲線ができます☆☆

 

衿芯って何?

衿芯を知らない方の為に。

衿芯は、着物を着るときに、長襦袢の衿に差し込むプラスチックの芯のコト。

呉服屋などで300円くらいで購入できます。

色んなタイプがあります。何でもOKですが、あまりぶ厚いものより、

メッシュや薄いプラスチックのものが良いと思います、

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浴衣に衿芯を入れる準備をしていく。

衿芯を入れる場所は浴衣の掛衿(かけえり)という所です。

掛衿の縫い合わさっている所をほどくだけです☆

浴衣の衿をみると、↓の写真のように二重になっています。

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写真のめくっているところが掛衿が縫い合わさっている所。

両側にありますが、下前(着るときの右側)の掛衿の縫い目をほどいていきます。

 

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掛衿をめくると、縫い目がありますので、ここの糸を切ります。

 

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縫い目は衿の裏側に続いていますので、ここもほどいて下さい。

↓↓↓

 

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こんな風に衿芯を入れるところができました!!

浴衣に衿芯を入れていく。

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浴衣を着る前に衿芯を入れます。(着てから入れても入りません)

衿の表から入れても、裏から入れてもお好みでOK。

私は掛衿の表側から入れています。

衿芯をすべて、しっかり奥まで入れましょう。

 

ここで注意なのが、たまに既製品の浴衣は衿芯がすぐにつっかえて入らない場合があります、この場合は、浴衣の作りが違うので残念ながら衿芯を入れることはできません。

(掛衿が二重になっていない構造になっている為)

縫い合わさなくても、そのままの状態でも着れますので大丈夫。

 

衿芯を入れたらいつも通り着付けをして下さい。

後ろの首元が見えるくらい、衿が抜けるように着付けして下さいね♪

(おはしょりの後ろを引っ張ると綺麗に抜けますよ☆)

 

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ちなみに余談ですが、

浴衣に衿芯を入れなくても、美容衿(つけ衿)をして、着物風に着る方法もありますよ♪

浴衣は本来風呂上がりの寝巻きみたいなものですから、

見せかけのつけ衿をすることで、昼間に着てもさまになります☆☆

 襦袢を着ると超暑いですから、浴衣+つけ衿、是非オススメです♪

 

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